つまらない女よ・・・と耳許でささやいたね 唇の柔らかさ感じたグラスは俺さ 淋し気な声だったから ほろりと傾いた夜さ・・・ 切ない不意打ちに あそびでしょう? 眼を伏せたまま 伸ばした手をかわしたね 抱きたいの・・・?愛したいの・・・?って訊いたね 騙されるの・・・? 騙されても平気よと強がりが 哀しい女さ 出ないか・・・と誘ったら口説きなさいと微笑った 淋しさにつけ込んだゆきずりは苦手さ俺 夜桜が七部咲きだね 真下を見知らぬ心が 寄りそって歩く 淋しいね・・・と つぶやいたのは 君の方が先だった 抱きたいの・・・?愛したいの・・・?って心に 問いかけても答えなしさ ひとひらの花びらが 君に散るだけ 夜桜の下で止まれば ほろりと傾いたままの 二人が空を見る 綺麗ね・・・って 知らない少女の 声で君が息をつく 抱きたいの・・・?愛したいの・・・?って心に 問いかけても答えなしさ ひとひらの花びらが 君に散るだけ