[00:20.860]声だけ音だけ届いて欲しいと願った [00:25.010]僕等を笑って掻き消されていく [00:27.600]何処にも届かない [00:29.480]明日はこの手に掴めず [00:31.700]誰にも見えない場所から [00:33.490]不幸を運んで [00:35.460]またかと呆れて笑う [00:38.000]さぁまた行こうか [00:41.240]行く宛もない旅路だ [00:45.580]ふと見上げた空に [00:49.680]浮かぶ月がまた僕を見下ろす [00:54.270]僕らも君らも所詮同じで [00:56.590]昨日を明日を燃やしてくんだ [00:58.680]赤白青黒紫散らして [01:00.940]この手がどこにも届かず [01:03.040]薄雲拡がる灰色の空を [01:05.200]あいつら泳いで何処へ行くんだ [01:07.290]冷たい棺の中から聞こえる [01:09.230]「助けてくれ」に止めを刺せ [01:19.550]このまま終わりを眺めて彼方へ [01:22.830]彼方へ僕らは笑って 笑って群れゆく [01:26.050]何処にも居られるさ [01:28.030]明日の行く手を遮る夢から [01:31.090]見据えた場所へと歩き続けてる [01:33.740]意味など無いとは知って [01:36.440]まぁでも行こうか [01:39.940]座り込むのは癪だな [01:43.920]ふと見上げた星は [01:48.200]誰を照らすこともなく一人で [02:09.180]僕らと君らが何処へ向かうかと [02:11.060]問われたところで [02:12.070]神様だって [02:13.290]そんな事柄は知る由もないと [02:15.200]僕は思っているけれど [02:17.380]何かを信じて薔薇色の明日を [02:19.420]あいつら夢見て [02:20.630]何処へゆくんだ [02:21.540]転がり落ちてく [02:22.770]ひとかたまりから [02:23.900]点を目指して手を伸ばす [02:25.960]僕らも君らも所詮同じで [02:28.040]昨日を明日を増やしてくんだ [02:29.820]もつれたこの手をどうにかどこかへ [02:32.250]伸ばしてみようとするけど [02:34.260]重くのしかかる [02:35.320]灰色の空を破った向こうを [02:37.550]見てみたいんだ [02:38.550]冷たい棺の中で眠ってる [02:40.520]僕らの夢に止めを刺せ