好きな本を借りた事だったり くだらない話ばかりした事だったり 気が付けばそんな事ばかり ふと胸の奥に仕舞っていたのです 周りには足早に進む人 少しずつだけど変わっていく街並み 気が付けば僕だけが一人 またいつも通りの日々を過ごして 何度でも 何度でも 君の事 思い出す そしてまた 忘れては 思い出が 薄くなる 何度でも 何度でも 君の事/ 思い出す 後悔を 繰り返す 今だけは それで良いのかな やっと君と仲良くなれたのにな 突然に別れが来てしまったりして 他愛のない会話すら欲しくて 胸の奥を探していたのです 何度でも 何度でも 君の事 思い出す そしてまた 滲んでは 思い出が 深くなる 北18条の駅を通り過ぎていく 少しずつ 乾いていく ゆらり揺られながら