紅き炎 燃ゆる大空 黒き夜が 静かに降り立つ 紅き髪 風に揺らし 黒き心 切り裂き微笑む 夢に思うは 憧れし花の都 嗚呼 叶わぬ幻影 魂を研ぎ澄まして 刃を抜け この身体 朽ち果てても 冥世を往け ...... 紅き花 敷き詰めた世界に 蒼き瞳の 少女眠る 紅き涙 伝う頬を撫でて 蒼き過去に 思いを馳せ笑う 写し世に 血塗られた碑を描くは 嗚呼 永遠の別れ 千年の 永き旅路に 何を思う? この身体 切り裂かれても 刹那を往け ...... 両足を大地に据え 刃を振れ 美しき この世界に 眼を閉ざして 魂を研ぎ澄まして 刃を抜け この身体 朽ち果てても 冥世を往け