[00:16.97]愁いの日々から早年月は過ぎて [00:29.77]想いの丈を綴ったそのすべを [00:36.89]忘れた街 揺らぐ [00:43.41] [00:46.73]虚ろな君の横顔を眺めている [00:59.53]僕の心は季節にとり残された [01:06.89]水取りのように彷徨う [01:14.75]溜め息の繰り返しが僕の袖を掴む [01:29.21] [01:37.20]春先は微睡む午後の [01:44.26]時が溢れ落ちるような [01:52.27]風景の足跡を辿る [02:05.39] [02:06.52]夏を待つ雨降る朝の [02:13.91]時を刻む雨音の中に [02:22.55]遠のく瞬きが一つ見える [02:36.70] [02:51.15]退屈な夜をいくつも並べていた [03:04.49]そのすべてのありふれた物語を [03:11.79]置き去りにして歩きだす [03:17.52] [03:21.40]あざやかな色 君の言葉さえも [03:33.65]ただ静かに流れる時間の底に [03:41.51]降り積もるだけの出来事 [03:49.39]かげろうが揺蕩う日な僕を思い出して [04:03.90] [04:11.54]春先は微睡む午後の時が溢れ落ちるような [04:26.25]風景の足跡を辿る 夏を呼ぶ風の中で [04:48.51]二人だけ過ごした春が遠のく [05:00.91]あの哀しい景色 見えなくなって