「恋獄」 コーラス:真理絵 刻(きざ)む針(はり)の音(おと) 柔(やわ)らかな手(て)のひら 忍(しの)び寄(よ)り 狂(くる)い咲(さ)く欲望(よくぼう) 薄(うす)れてく意識(いしき) 零(こぼ)れた朱(あか)の色(いろ) 抱(だ)かれたい 心(こころ)蝕(むしば)んで 蟲(むし)達(たち)の声(こえ) 聞(き)こえてくる 爛(ただ)れた日々(ひび)は 何(なに)も残(のこ)さず Lai Lai 響(ひび)かせて 紡(つむ)いだ 永遠(とわ)の調(しら)べ 月(つき)は闇(やみ)に沈(しず)み 花(はな)は朽(く)ちて溶(と)ける 痛(いた)み 苦(くる)しみは 夢見(ゆめみ)た 地(ち)の果(は)てまで この身体(からだ)滅(ほろ)ぶまで 貴方(あなた)を求(もと)め続(つづ)けるでしょう 吸(す)い込(こ)まれそうな 瞳(ひとみ)の奥(おく)で 貴方(あなた)は何(なに)を見据(みす)えていたの 暗(くら)い匣(はこ)の中(なか) 動(うご)かなくなる 壊(こわ)れた世界(せかい)に 映(うつ)し出(だ)されたのは 「差(さ)し込(こ)む光(ひかり) 乾(かわ)いた灰(はい)となって」 「忘(わす)れていた記憶(きおく) 甦(よみがえ)る」 Lai Lai 導(みちび)いて 歪(ゆが)んだ 光(ひかり)集(あつ)めて 貴方(あなた)が微笑(ほほえ)むなら 何(なに)も怖(こわ)くはない 幾千(いくせん)の月日(つきひ) 過(す)ぎ去(さ)ったとしても 生(う)まれ変(か)わり求(もと)め合(あ)う 貴方(あなた)を決(け)して忘(わす)れはしない 月(つき)は闇(やみ)に沈(しず)み 花(はな)は朽(く)ちて溶(と)ける 痛(いた)み 苦(くる)しみは 夢見(ゆめみ)た 地(ち)の果(は)てまで この身体(からだ)滅(ほろ)ぶまで 貴方(あなた)を求(もと)め続(つづ)けるでしょう 終わり