[00:00.00] 作曲 : 小高芳太朗 [00:01.00] 作词 : 小高芳太朗 [00:44.24]衣替えには早すぎた学生服を自転車の籠へ投げ入れた [01:10.53]別子の山から見下ろした燧灘は [01:22.68]穏やかだった [01:29.50]穏やかだったよ [01:37.55]今ふっと思い出した [01:43.85]あのころこの手の中には [01:49.83]なんにも無かった [01:55.22]なんにも無かった [02:02.34]失うものは [02:08.57]なんにも無かった [02:15.97]あったのは期待と不安だけ [02:54.94]昼下がりの陽炎には金木犀が揺れていた [03:08.41]僕の手には全てが掴めるようなつもりでいた [03:22.33]守るものは [03:25.92]なんにも無かった [03:31.96]なんにも無かった [03:38.88]失うものは [03:45.17]なんにも無かった [03:55.47]海の向こうに石を投げては遠い世界を夢見ていたな [04:09.14]踏みしめていた土の事など気にもしなかった [04:21.85]あったのは期待と不安だけ [04:54.77]衣替えには早すぎた [05:07.43]別子の山から見下ろし