[00:24.240]翠深き神の杜 [00:29.830]射干玉の夜は更け [00:35.170]浮く月の明けしや [00:40.750]夜な夜なと奉げしは [00:45.670] [00:45.930]決してもう逢えはしない [00:51.200]きみへ歌う唄を [00:56.370] [00:56.780]この聲も 猛る哀しさも [01:02.110]泣くことさえ叶わぬままに [01:07.690]焼きついた灰の光景が [01:12.910]呼吸さえも殺めて記憶(とき)を奪う [01:21.710] [01:40.780]朽ち果てた塞の神 [01:47.160]紅の色映し [01:52.710]千早振る我をして [01:58.090]はらりらと和すきみ [02:02.450] [02:03.260]理も 何もかも [02:08.490]切り裂いていけば [02:13.960] [02:14.110]その聲も 震える身体も [02:19.030]この手で 嗚呼 守れただろう [02:25.030]どれ程に求めただろうか [02:30.410]届かぬまま 焦がれ叫んだ [02:36.040] [02:36.180]いつか交わした言葉 指切り 約束 [02:42.990]“とわにまもるよ” なんて [02:47.210]なんと馬鹿げた誓い 解けて 融けて [02:54.040]―きみはいない― [02:58.510] [03:03.520]この聲も 猛る哀しさも [03:09.060]泣くことさえ叶わぬままに [03:14.630]焼きついた灰の光景が [03:19.910]呼吸さえも 殺め続ける [03:25.950] [03:27.220]その聲も 震える身体も [03:32.600]この手で 嗚呼 守れたならば [03:38.150]どれ程に願っただろうか [03:43.560]届かぬまま 焦がれ焦がれて [03:48.680]吼える [03:52.280]