隠していた気持ちはもう 無意味に形を変えていたんだ どんな風に巻き戻せば 振り出しになるか分からないけど 君がいた景色は ここに確かにあるよ 記憶の奥底で 静かに輝く 忘れられなくて 僕の心を傷つける 今でも 重ねた言葉 返らない声 寂しさは苦しくはない 君がこんなに悲しむのなら それだけが心残りで 失くしていた希望はもう 新しい何かに置き換えられて いつの日にか夢が叶う 根拠のない事を言い聞かせてた この街のどこかで 眠る君は心に 何を浮かべるだろう 君の横顔に描かれた過去は 言葉にならないくらいに冷たい 手にしたものは 気づく間もなく この指を離れ始める 涙の果てに 見えた未来は 予想より輝いていた 透明な日々は過ぎてゆき 空は晴れて新しい世界を知る 時が過ぎ 時代に終わりが訪れても 変わらない思いがある 君がどんなに離れていても 頭から消えはしなくて 心のカケラ手放すように 僕はただ流されていた 重ねた言葉 返らない声 寂しさは苦しくはないんだ 君がこんなに悲しむのなら それだけが心残りで