[00:12.77]咲き乱る風花が密か(みそか)心をに隠した。 [00:19.50]瑕瑾(かきん)無き肌に触れて欲しい、貴方の手で。 [00:37.60]花月は夜長し(よながし)と睦言(むつごと)。 [00:43.73]傍目(そばめ)を雪洞(ぼんぼり)が映ろふ。 [00:49.90]思ひ寄そふ。 [00:52.90]恋しき人の遠し聲(こえ)。 [00:55.97]天つ空の貴方をお慕い申しております。 [01:05.43]咲き乱る風花が密か(みそか)心をに隠した。 [01:12.03]瑕瑾無き肌に触れて欲しい、切なり。 [01:17.67]思ひ塞く(おもいせく)心中の焔(ほむら)は絶えず身の後も燃ゆ。 [01:24.37]深雪の上で佇む白鷺(しらさぎ)の様に泣く。 [01:42.57]行き摩りの恋しき人と残り香よ。 [01:48.63]天つ空の貴方をお慕い申しております。 [01:58.10]童歌を謡う、二人の佳景(かけい)は想ひ出の中に咲いている撫菜(なでな)。 [02:10.30]頸着き(うなつき)の私を撫で笑う貴方、今は遠く遠くても。 [02:20.73]指きり、忘れず。 [02:47.60]咲き乱る風花が密か(みそか)心をに隠した。 [02:54.40]瑕瑾無き肌に触れて欲しい、切なり。 [02:59.83]貴方だけ、貴方だけに、言おうとしていた言葉がある。 [03:06.67]天つ空の先にまで届くような聲で。 [03:16.67]「愛しています、ずっと。」