作曲 : 甲斐ゆう 作词 : 久遠真雪 降り注ぐ 永遠と 結ばれた 宵の月 酔い痴れて 迷い込む 魂の 真実を 導いて あげましょう あの空へ 共に往く 夢に散る 花吹雪 最期まで咲き誇れ 今宵舞い踊る記憶を 紡ぐのは刹那の鼓動 花の名前は 揺らぎなき誓い 東(つが)の間の時に 鳴り響く 琴(こと)の音が 途絶えても 共に居た あの頃の ぬくもりを辿って 共に願った愛しさを その切なさを忘れない 時が流れて 移ろう季節に 散り落ちても サクラ サクラ 美しき輪廻(りんね)の歌を 永劫(えいごう)の願いがいつか届くその日まで 安らかな心の奏でを今一度乗せて 空に舞い広がる花の香りを守って 埋もれてた 思い出を 抱き上げた 月明かり いつか見た 懐かしい 面影が 揺らめいて 散らばった 花びらが あの風に 流れてく 夢は今 空に舞い 鮮やかに咲き誇る 年老(としお)いた樹々が枯れ果て 鳥達が寢床(とこ)に迷い 生まれた意味を 囀れないなら 舞い散っても サクラ サクラ 生まれた変わる今を強く 導くため命刻む歌を永遠に 色褪せぬ願いが散る間際(まぎわ)に見せた夢を 愛しき人の名に誓い時を舞い踊る 二人が居た 儚き場所を 教えて どうかまだ いつの日か 巡り合える場所を 守り 待っていて 信じてるいつか… 強く 淡く 舞い広がる夢の中で 二人手を取り合い眠りに着く日はきっと 優しく笑いたい最期に今一度咲いた 花の名前はいま未來を見つけた空へ サクラ サクラ …… 二人が居た場所に咲く夢 魂は 永遠に