星がきれい 少し離れた場所から 人の群れを眺めて 夜の街を静かに 街灯が照らす 「相変わらずの日々を 僕は過ごしています...」 冷たい風の中で 一人つぶやいた こんなに星がきれい 今君は何処にいるんだろう? 冬の空に 息を吹きかけ 触れたら壊れそうな 僕等の想い出をそっと 流れる星に 届けて欲しい “昔話だよね”と 何度も言い聞かせた だけど目を閉じるたび 君が笑ってる こんなに星がきれい 今君は何処にいるんだろう? 白い雪が 街に舞い降り いつか君の笑顔も 声も届かなくなる日まで 痛みを抱いて 生きてゆくから 何も変わらない それでも変わってゆく 悲しみも景色も 心も こんなに星がきれい 今君は何処にいるんだろう? 冬の空に 息を吹きかけ 触れたら壊れそうな 僕等の想い出をそっと 流れる星に 届けて欲しい ~END~