はるかぜが通(とお)り過(す)ぎる 見慣(みな)れた景色(けしき) 賑(にぎ)やかに動(うご)きだすよ かかとを蹴(け)って 曖昧(あいまい)な日々(ひび) 泣(な)いて笑(わら)って 見(み)つけたんだ胸(むね)の隙間(すきま)を 歩(ある)き出(だ)す明日(あした)へと 今(いま) 少(すこ)しの勇気(ゆうき)を持(も)って 重(かさ)なり合(あ)う色(いろ)と色(いろ) ほら描(えが)き出(だ)す未来図(みらいず) 古(ふる)ぼけた写真(しゃしん)の中(なか) 微笑(ほほえ)む少女(しょうじょ) 太陽(たいよう)に手(て)を伸(の)ばして べールをまとう 青(あお)い地球(ちきゅう)が落(お)とした涙(なみだ) 乾(かわ)いた土(つち) 潤(うるお)してゆく 海(うみ)の底(そこ)さまよえぱ またうたかたの夢(ゆめ)の続(つづ)き 見上(みあ)げれば透明(とうめい)な空(そら) 触(ふ)れたくて伸(の)ばしたその先(さき)に… 辿(たど)った答(こた)えに戸惑(とまど)う事(こと)もたぶんあるけど 歩(ある)き出(だ)す明日(あした)へと もう迷(まよ)ったりはしないから 重(かさ)なり合(あ)う色(いろ)と色(いろ) ほらたった一(ひと)つの未来図(みらいず) アナタとの記憶(きおく)だけ まだそっとしまっておくから 変(か)わらない笑顔(えがお)のままで 進(すす)んでく僕(ぼく)らはどこまでも…