茜色の空、川の色 PCゲーム「フォルト!!」ED みんなで歩(ある)いた 川岸(かわぎし)に影(かげ)がのびてる 夕陽(ゆうひ)の色(いろ) 風(かぜ)はかすかに秋(あき)の匂(にお)い 私(わたし)とあなたの影(かげ) 今日(きょう)はふたつだけだね いつの間(ま)にか 空(そら)もこんなに高(たか)くて 素直(すなお)になれず 遠回(とおまわ)りばかり してきたけど やっと言(い)える 「キミガ 好(す)キダヨ」 ねえ ふたりでここまで歩(あゆ)んだ時間(じかん)は 目(め)の前(まえ)に続(つづ)くこの流(なが)れのように 一(ひと)つに重(かさ)なりあなたと私(わたし)を導(みちび)いてくれるでしょう この川(がわ)があの夕陽(ゆうひ)を超(こ)えて彼方(かなた)へ続(つづ)いてゆくように あなたに出逢(であ)って あなたをたくさん知(し)ったね そしたら ねえ 不思議(ふしぎ) もっと知(し)りたくなった 悲(かな)しいときほど 黙(だま)り込(こ)むけれど どんなことも これからは私(わたし)にきかせて 今(いま) ひとつにつないだふたつのこの手(て)も ときには離(はな)れて けんかもするでしょう それでもその度(たび)許(ゆる)して笑(わら)って またきっと手(て)をつなこう 巡(めぐ)るいくつもの想(おも)い超(こ)えて重(かさ)なるぬくもり忘(わす)れない なんて鮮(あざ)やかな空(そら) この胸(むね)に刻(きざ)んで きっとここに帰(かえ)るから 今(いま) ふたりで見上(みあ)げた夕陽(ゆうひ)が明日(あした)も 三年(さんねん) 十年(じゅうねん) 五十年(ごじゅうねん)経(た)っても 変(か)わらず綺麗(きれい)な茜色(あかねいろ)の陽(ひ)でふたりの影(かげ)を照(て)らして 寄(よ)り添(そ)いながら季節(きせつ)を超(こ)えて 未來へ歩(ある)いて行(い)けるように