誘えよ 導く空へ-- ひらひらと白い蝶 硝子の花が揺れる丘で ひとり舞い踊る 嘘の笑み湛(たた)え 鎖された刻の揺り籠 (偽りと愚かな夢に) 甘い薫りに抱かれながら (欺かれながら) 凛と咲きつづけられるのは 大切な (一輪の) 花だけ あの日から私の中で くすむことなく (愛おしく) 鮮やかに輝いていた どんな闇よりも高く さあ 羽ばたけ 無限の空に起こす風 光のきざはしへ やがて嵐を呼ぼうとも 脆い花びら散らそうとも コード・エテスウェイ - 霜月はるか 作詞/日山尚 作曲/霜月はるか 編曲/柳英一朗 歌・和声/霜月はるか E.Bass:柳英一朗/Violin&Viola&Cello:土屋玲子/All Programming:柳英一朗 彷徨える白い道 硝子の花が霞む丘を眺め 息を呑む 虹の向こう側 まほろばと呼ばれた場所も (偽りの絆は) いずれ廃墟に変わるけれど (永久を祈るけれど) 姿なくして残る影は 思い出の (一輪の) 花だけ 幻が心の奥で 強く生きてと (ささやいて) 今もなお輝いている 誰の聲よりも近く さあ 響けよ 彼方の空へ届くよう 千切れそうな羽を 何が傷付けたとしても 新たな未来掴むため 怖れず目指してみせる END