[00:18.29]昇る月 揺れる水面に溶け [00:26.96]夜の静寂 波に呑まれ [00:36.14]満ちる潮 越えて漂うひと [00:44.99]深淵の眠りに沈む [00:54.13]暗い世界を照らす(希望の星) [01:00.27]明かり求め 遠くに響け(探して そこに導いて) [01:07.78]わたしの声(あなたの声) [01:14.29]闇の彼方に伸ばす(長い髪に絡む小指) [01:18.15]指先があなた届くなら(誓った言葉が) [01:23.19]涙流さず進む 失った何か戻るから(何があろうとも 進む勇気 新たに 問うから) [01:32.13]波の狭間に生まれた 太陽が空白ませる(青い夜の 帳破り 光が 射し込む) [01:41.15]明日の朝までこのまま(朝が開けるまで 歩みやめず) [01:45.20]手を繋ぎ行く この夜を(旅する 遠くこの世界) [01:54.40]ふたり何処までも(何処までも) [02:01.58]寄せる波 揺らぐ端境越え [02:10.20]砂を踏んだ素足浸し [02:19.20]濡れる髪 伸ばす虜の日々 [02:28.41]想い出の約束遠く [02:37.41]深い水底沈む(凍った時 目覚めて) [02:43.50]眠り 終えて 海を越えて(流れ 辿り着け) [02:51.13]わたしのもと(あなたのもと) [02:57.40]闇の彼方に見える(暗い闇に 沈む世界) [03:01.39]暁の国を 目指すなら(抜け出したいなら) [03:06.38]塞の果てまで 進む(境越えて 進み行こう) [03:10.32]境界が 世界分かつから(新たな 国まで) [03:15.33]足の痛みをこらえて(赤い色の 花を散らし) [03:19.29]海坂の上 登るなら(この坂 乗り越え) [03:24.35]明日の朝日が 射し込む(朝が開ける果て 目指して行く) [03:28.37]その場所へ行く この海を(見果てぬ 遠く この世界) [03:37.11]ふたり何処までも(何処までも) [03:41.26]いつか そこに 必ず着く 日が来るはず [03:50.38]遙か続く道を求め ふたりともに(いつかの ひかり求め そこに) [04:06.99]闇の彼方に光る [04:10.95]その星が 瞳 映るなら [04:16.40]何も迷わず進む [04:19.84]照らされた 道が見えるから [04:24.88]凪の間に浮かんだ(淡い眠り 溶けた生が) [04:28.88]泡沫の 夢生きるなら(胡蝶(こちょう)の 夢なら) [04:33.96]明日の目覚めに 消え去る(今の限りある 時間の中) [04:37.86]その前に行く 最期まで(ふたりで 生きる 果てぬ闇が 続く世でも) [04:47.11]てのひらが あなた握るなら(わたしを 放さず) [04:51.99]何も恐れず進む(外へ向かい 進んで行く) [04:56.80]温もりが 力くれるから(扉が 開くから) [05:00.93]八千の嵐に荒ぶる(深い淵に 沈む声が) [05:04.74]迫り来る潮 越えたなら(苦しみ 越えたら) [05:09.83]闇の彼方を目指して(朝が開けるまで 歩みやめぬ) [05:13.92]離れずに行く 青い糸路(果てない 旅路 この世界) [05:22.67]ふたり何処までも(何処までも) [05:29.96]-終わり-