人はいつの間にか 火を起こす術を見つけて 神の姿を忘れて奇跡さえも 科学に置き換えた 手に余るほど過ぎた力 災いさえ齎す地獄の業火 神さえない世界 不毛の大地を どこの誰が耕しそして癒えすのか 祈りを忘れた 迷える子羊 誰の加護を受ける? 解き明かすことさえ 叶わない神の仕業を 人は恐れ戦いて祟りと呼び 救済を願った 慈悲の心を持ち合わせず 選りすぐることもなく罰を与える 彼らの祀る神は 多くの代償を 望むがまま貪り尽くし塵と化す 失われてゆく 大地の恵みは もう実りを産まず 神さえない世界 不毛の大地を どこの誰が耕しそして癒えすのか 祈りを忘れた 迷える子羊 誰の加護を受ける?