作曲 : 塵屑れお 作词 : 仲村芽衣子 灰色の疾風が 地平を巡り 同じ運命を持つ 君の元へ まだ幼き頃 何も知らずに生きた その大地はもう 消え失せても 嗚呼 壊れだした 輪廻の音が響く ぬくもりも全て焼けた荒野に散った 面影だけが瞳に焼き付いて 記憶へと仕舞われ 意識が 消えてく どこまでも追いかけてく 剣は 強く感情さえも切り裂いて その背中が 誰かに 捧げられぬように 護るよ 振り切る風 心は 今も盲目的に叫ぶだけで まだ 解らないままで 張りつめた静寂が 二人を繋ぐ 同じ運命を持つ 君の元へ 今胸を叩く 鈍く光る感傷が 存在の意味を 問いかけてた 嗚呼 恨みなんて 白くもない言い訳で 守る剣さえ黒く塗り焦がした この手で選ぶ正義という価値を 抱きしめて空へと 翼を 広げて 解き放つ光の矢で 壊して そして段々闇が明けてく 誰の為に この手で 制裁を悪に下すの? それが例え 偽善や 君に必要のない加勢だって もう 目を逸らせないの 揺らめいた視線の先 そこには 君の溢れそうな笑顔が 悲しいほど重なる刻は 二人を引き離す -decree of fate- 重なる手で 打ち消す 隔つ頑丈すぎたしがらみでも そう これが正義なら この手で選んできた その結末が 君と出会うための 標ならば