嗚呼、今日もまた晴れた青空がうざい 汚染蝕人ゴミに押し潰されそう 今日もただ苛立つ自分に腹が立つ 消えて呉れ これ以上俺を殺さないで呉れ 嗚呼、加速する思春期故の衝動 どうせ周りは俺なんか見ちゃ呉れない 真面目ぶる事に疲れてしまった もう、お別れさ。日の当たらない「僕」 目を閉じれば思い出す アスファルトの首 滲む紅 Man//nElLy化したテレビはやがて 俺の名前で埋め尽くされる 愛や優しさなんて 裏切りの前戯さ だからもう誰にも 愛されぬ様に 透明な存在に、不用品になろう そしたら今よりもずっと楽だろう うざく晴れた昼下がり 赤いサイレン 愚鈍な大人 両手首に 法的拘束 冷たく滲む 耳を澄ませば聞こえる 幼き悲鳴 断切バラード モザイク越しのクラスメイトは 「まさかあいつが?」とカメラに言った 人を壊す事で癒されてた俺は 罵声の中新しいステージに向かう モノトーン車窓から微かに見える桜 気付けば街一面 春が咲いていた 十三年後の俺へ 笑えているかい? きっと何かに気付き変われてるかもしれない 俺はまだ生きてる 罪を見つめながら うざく晴れた青い空が 見えぬこの監獄で。 懲役十三年 仮退院まであと一年と四ヶ月