the day of blue graduation... 「まだ少し寒いね」とマフラーに顔を埋めている君 僕の隣で小さく凍え思い出や将来を話す 何げなく過ごし、あたりまえのように思ってた三年間 今じゃその大事さ、儚さに気付き寂しさが滲む 君想い、君に揺れ 繋げない手を隠した 歩き慣れたはずの坂道もやがて遠くなって… 君は振り向き笑う 僕もふざけて真似してみた 繰り返す柔らかい空気の裏側では いつも アルバムを開き懐かしさに浸る日が来ないで欲しいと 強く願っていた 思い出の1ページじゃあまりにも寂しいと いつもより 少し長く君の背中見届けた 見飽きてた帰り道も あともう少しなんだね また想い...届かなくて 数えたらきりの無い 不器用に過ぎる青き日々 ずっとずっと変わらず ずっと このままでもいいから… せめて君よ 忘れないで 記憶の欠片じゃ 悲しい 春雪の花が咲く三月の別れの日 たくさんの「さよなら」は消えない思い出になる 君想い、君に揺れ、君と歩いたこの道 「心から好きでした」 言い出せなかった事 ずっとずっと変わらないものなんて無いと理解ってる 思い出す度 焦がれる胸 アルバム開けばそこに… 一枚だけの卒業写真 満開の春雪の下 君と僕は青き日々のまま 褪せない笑顔で溢れてる