アンジャベル ★ 賴潤誠LrC@JpoPcC噯音社 ★ 絢爛 深々ただ散り急ぐは 花弁 桜化粧 積もりゆけば 旋風 舞い上がる 薄紅色は雪花演舞 霞降る 音も絶々 見上げる桜に写すは母なる面影よ 残月 白み行く夜空 浮かび 確固 見えざれど消え得ぬ想い 悠然 満ち欠けを漂う姿 雪月風花 君よ今 何を想ふ? 見上げる 月夜に写した面影 君の言葉に花束を 君の想いにこの詩を 君の命にこの声を 無垢の敬愛込めて ★ 賴潤誠LrC@JpoPcC噯音社 ★ 人は産まれて 思春期を過ぎ 恋を覚えて 大人になり 愛を求めて 契り交して 命を宿し 親になって 年を重ねて 意味を重ねて 命を終えて 土に還る その前に 君の言葉に花束を 君の想いにこの詩を 風に舞い散る花弁よ 宙に佇む残月よ 母の命にこの声を 無垢の敬愛込めて ★ 賴潤誠LrC@JpoPcC噯音社 ★