[ti:雨のオーケストラ] [ar:MUCC] [al:雨のオーケストラ] [00:07.43]真白なノートペンを走らせ [00:13.29]君との思い出を書き始める [00:19.07]窓の外はあの日のように [00:21.83]昨日から降り止まない雨 [00:24.30]いつまでも繰り返し [00:26.96]窓を叩く [00:30.72] [00:50.24]ポツリ ポツリ ひとつ ふたつ [00:55.62]静かに降り出した窓の外 [01:00.99]天気予報どおりの雨 [01:06.46]君は傘を持って出掛けたかな? [01:13.10]「さよなら今日の日」を [01:15.91]幾重も重ねる [01:18.55]空を見上げれば光の粒 [01:23.92]ありふれた日常 [01:26.70]残響のオーケストラ [01:29.34]雨が奏でた [01:35.08]罪人の行き交う街の中で [01:40.43]迷わずに君を見つけられる [01:45.96]葉桜を濡らす初夏の雨、 [01:49.17]君が来るのを待ってる僕 [01:51.64]濡れてしぼんだネコ [01:54.33]君に重ねて [01:59.54] [02:01.24]紫陽花みたいだね [02:06.48]鮮やかに咲く街並の傘 [02:12.36]真赤なビニール傘 [02:17.79]君の横顔 赤く染めた [02:22.94]木陰の鳥達 [02:25.61]空を待ちわびてる [02:28.36]生憎僕はこの雨、嫌じゃない [02:33.83]傘を一つたたんで [02:36.43]小さな僕の傘に [02:38.97]君を招いて [02:44.71]凛とした空気は堰を切った [02:50.16]指先が軽く触れ合う距離 [02:55.61]今日の君は髪を結い上げ、 [02:58.66]昨日よりも大人に見えた [03:01.16]ありふれた日常 [03:03.95]染まってゆけ [03:10.61] [04:05.40]雨は止み机にペンをおいた。 [04:10.89]空はいつしか流れ始めた [04:16.55]僕が君についていた嘘、 [04:19.32]きっと君は知ってたよね。 [04:24.94]初めから。 [04:27.76]僕らの失敗は雨に流れ、 [04:32.96]やがて僕達も押し流した [04:38.77]君が描く幸せの絵に [04:41.44]僕の姿は見当たらない [04:43.88]その目に映っていた僕は [04:48.05]罪人行き交う街の中で [04:53.43]迷わずに君を見つけられた [04:59.04]葉桜を濡らす初夏の雨、 [05:01.78]いない君を探してる僕 [05:04.28]目を閉じ 風の香に [05:07.27]君を映し [05:11.85] [05:18.24]ひとり