「花びら」 作曲∶涼平 ため息、一つついて眠る。 蒼き罪、深く美しく。 まだ咲かない花の群れ、 そっと口づけしたら開く? 聖女は光と闇の狭間、 背徳の道を選んだ。 まだ咲かない夢の群れ、 もっと口づけしたら開く? せつなさ弾けた夜を超えれば、 ひらりと舞う花びらが、 極上のシチュエーションを作る。 ねえ、君は気づいている? 真夏の夜の夢は、最高の物語になる。 泣き顔と微笑みの意図を、 理解なんて出来やしない。 でも見えない先の事、きっと信じている。 せつなさ弾けた夜を超えれば、 ひやりとした部屋の中、 君は痛みの中、道を示す。 ねえ、僕は気づいたよ。 真夏の夜の夢は、最高の舞台を作る。 愛は醜く暖かく、僕を包み込む。 夢は儚く激しく、すべてをうつろう。 咲き誇る蝶になろう。 せつなさ弾けた夜を超えれば、 ひらりと舞う花びらが、 極上のシチュエーションを作る。 ねえ、君も気づいたね。 真夏の夜の夢は、最高の物語になる。 最上の花びらになれる。 【 おわり 】