花と岚の 雨风に 打たれて男の 颜になる 人の姿が 镜なら 映る己れも また镜 梦が积み荷の 男の航路 意地を通せば 角が立つ 弱音を吐いたら 笑われる そんな浮世の 片隅で 浴びた苦労の 一文字 胸に収めて 男の航路 思いがけずに 受けた恩 何度も心で 手を合わす 右か左か 迷うなら 前に向かって まっしぐら 明日に漕ぎ出す 男の航路