月が照らすこの夜に 響く宴の音色 咲いた 紫陽花の花が 今も風に揺れている 頬を撫でて過ぎてゆく いくつもの笑い声 夏の 終わりの時間を 優しく染めて消えてく 空には零れ落ちた 思い出の欠片 この手に触れた あの日の歌は今も変わらず この胸の中に響いて 懐かしい夢 歌ってる 今宵 月の夜 生まれたばかりの星にも似た ひとつひとつの煌めきを 萃めて夜空に浮かべよう 夏の萃夢想 水面に映る夜月に 触れる盃の影 いつか見ていた景色が 儚く溶けて消えてく 涙が零れ落ちる 音のような 鈴の音が聴こえた あの日の歌は今も変わらず 小さな胸で 灯ってる 懐かしい影 捕まえた 今宵 月の夜 色とりどりの 花火にも似た ひとつひとつの思い出を 萃めて夜空に浮かべよう 無数の 星のよに . : 今は遠い歌 でも続いてく夢 あの日の歌は今も変わらず この胸の中に響いて 懐かしい夢 歌ってる 今宵 月の夜 生まれたばかりの星にも似た ひとつひとつの煌めきを 萃めて夜空に浮かべよう 夢の 終わりまで