飛ぶことを 忘れた烏 その両腕のつばさを いつか広げる日は来ますか? 大空を高く舞えず この悔しさ胸にひめ 体におさめた青く長い羽は もう一歩踏み出せずに ため息今日も宙を舞う 少しの勇気をください 期待多く応えよう 裏切らぬよう この思いはまたからまわる 心の闇にさす一筋の光なく 愚痴はこぼれ 何がそこから見えるの 響かない声を上げて 青くきれいな羽の烏は一羽 少しずつでもいいから 短い距離でもいいと 自分に言い聞かせながら 変わりたいと願う気持ちは変わらない 時はまた過ぎていく中で また明日が来ればとくり返しっぶやいた 過去 そして今 大空を高く舞えず この悔しさ胸にひめ 体におさめた青く長い羽は もう一歩踏み出せずに ため息今日も宙を舞う 少しの勇気、力、僕に下さい 見上げた空の一羽の烏は・・・ あなたが向かうその先には 幸せありますか?