人の欲望もその奥にある未来まで 望む望まない関わらず映し出す そう今まではみんな なのにどうして貴女だけ視えないの ゆらり漂った紫雲に 明日を聞いては 息を吐くばかり ... 底の底にある柔らかく小さな声は ヒトも妖怪も平等に持つもので そうこれまではみんな なのにどうして貴女だけ聞こえない 愛と誠から生まれたエゴは 質が悪すぎて誰も救えない ... 日出ずる処の歪んだ詩は 貴女の心に届かないよ 「アイ」を間違えた愚かな「カミ」を 日没する処で深く眠らせて ...