[ti:] [ar:] [al:] [00:10.80]いつだって君は嗤われ者だ  [00:14.63]やることなすことツイてなくて 挙句に雨に降られ [00:20.20] [00:20.68]お気にの傘は風で飛んでって [00:24.66]そこのノラはご苦労様と 足を踏んづけてった [00:31.60] [00:35.60]いつもどおり君は嫌われ者だ [00:39.64]なんにもせずとも遠ざけられて 努力をしてみるけど [00:45.16] [00:45.62]その理由なんて「なんとなく?」で [00:49.57]君は途方に暮れて悲しんでた [00:53.67] [00:54.23]ならあたしの声を使えばいいよ 人によっては理解不能で [01:00.17]なんて耳障り ひどい声だって言われるけど [01:05.23]きっと君の力になれる だからあたしを歌わせてみて [01:09.93]そう君の 君だけの言葉でさ [01:18.00] [01:20.08]綴って連ねて あたしがその思想(コトバ)を叫ぶから [01:30.29]描いて理想を その思いは誰にも触れさせない [01:39.84] [01:40.33]ガラクタの声はそして響く ありのままを不器用に繋いで [01:45.20]目一杯に 大声を上げる [01:50.06] [01:50.29]二人はどんなにたくさんの言葉を思いついたことだろう [01:55.22]だけど今は何ひとつ思いつかなくて  [01:58.72]だけどなにもかもわかった [02:01.29]「そうか、きっとこれは夢だ。 [02:03.70]永遠に醒めない、君と会えた、そんな夢」 [02:12.94] [02:14.41]ガラクタは幸せそうな表情(かお)をしたまま  [02:19.84]どれだけ呼んでももう動かない [02:24.56]望んだはずの結末に君は泣き叫ぶ  [02:29.82]嘘だろ嘘だろってそう泣き叫ぶ [02:35.55] [02:37.59]「僕は無力だ。ガラクタ一つだって救えやしない」 [02:47.32]想いは涙に ぽつりぽつりとその頬を濡らす [02:57.36]その時世界は 途端にその色を大きく変える [03:06.97]悲しみ喜び 全てを一人とひとつは知った [03:16.88] [03:17.37]言葉は歌になりこの世界を 再び駆け巡る君のために [03:22.61]その声に意思を宿して 今思いが響く