廻る景色のオト、 世界中に散る。 白い日記帳は、 ヒラヒラ捲られる。 揺れる影が、 ソラに舞い散る。 何時か其れは、 万華鏡描いていた。 夜空を明るく、 オレンジに染めていた。 雨上がりのアスファルト焦がして。 君の掌に、 ぽたり雫が、 枯れ葉揺らした。  (風に揺れながら、届くまで。) 肌寒い夜風が僕たちの、 熱を奪うのなら、 君の手を離さないようにと、 二人は踊りだす、 遠く響く鐘の音に合わせ、 星が降り注いだこの夜を。 ラララララ、ララララ。 ラララララ、ララララ。