ノイズに刺激されて僕は我に帰って 光る電子の道に 宇宙に続くエレベーター ホログラムに映った見慣れないグラフィック 空を飛び交う車に 見たこと無いデバイス 飛び込んだプログラマチックで フィクショナルな街並みに これほど無いくらいに魅了されていく 夢にまで見たネオンの街は 無情にモノラルな僕を照らし出して 確信をする これこそが僕のミライ世界なんだ 醒めない不可思議な街に僕は足を踏み入れて ふらつくほどの情報の渦に飲まれていった ヘッドフォンに流れたモノラルな信号 決まりきった未来に 絡み合う世界線 動き出した世界線の間に揺れ動く心臓は 強引にも時間軸を引き離す 夢にまで見た現実は 非情にステレオに僕を切り替えてゆく フィクショナルなこの街のネオンの光に 飲み込まれていくんだ ホログラムに映った見慣れたフローチャート 知り尽くした風景と 戻っていく時間軸 飛び込んだプログラマチックで フィクショナルな街並みは 渦巻く記憶の中に消えていった 夢にまで見たネオンの街は 無情にアナログな街に飲み込まれて リピートする決まりきった僕の現実世界