鳥のように高く飛べたなら僕たちの街が消えるまで 折れそうな翼を動かすよ、見え透いた建前を乗せて 床に無造作に投げ捨てられた新聞記事の中身が読めない 手元は酷くおぼつかなくて粉薬も上手く飲めない 大抵のことが僕は一人じゃできないの 世界征服など夢のまた夢の夢の夢さ 鳥のように高く飛べたなら僕たちの街が消えるまで 折れそうな翼を動かすよ、見え透いた建前を乗せて 腕に無造作に切り付けられた存在の証はもう消えない 目元は酷く黒い染みだらけ、現実離れもまだできない 正解ばかり信じてる融通の利かない世界じゃあ 自業自得だと言われても仕方がないのかな 鳥のように脆く中身のない、生きることさえままならない 霞む未来をただ追い求めて積み上げるだけの日々は 鳥のように高く飛べたなら僕たちの街が消えるまで 折れそうな翼を動かすよ、見え透いた建前を乗せて さあ羽ばたけるかな?塔は崩れそうだろ?