遠く遠く 響く声 暗く細い 径(みち)に佇(たたず)む 言葉をしゃべる とおりに出会う この声もう 虫は 森を抜けた朝日にいる ひどく知ってる 森のなかを 歩き続け 今ただ響く君の声を 探し続ける 杖を付いた どこかに出会う 「この森には出口なんてないよ」と 白く深い 君が僕を包み込んで 出口のない森の奥を 闇に沈み込む。