[ti:] [ar:] [al:] [00:31.68]砂塵舞う沙漠の夕べは冷気を纏い [00:39.19]白い吐息を棚引かせ、荒野を駆け抜ける [00:46.08]明日になれば分かれ道を往く愛しい君 [00:53.26]今夜だけは二人きりで盃を傾けましょう [00:59.77] [01:00.32]流砂に似た時の行方は [01:07.16]運命分かち流れ行くけど [01:14.52]今は出会ったこの奇跡 [01:21.20]思い踊りましょうさぁ早く早く [01:28.72] [01:29.21]くるくると世界は廻る星空の下で [01:36.16]目眩く宴は一夜の夢幻 [01:43.17]溢れ出る欲望の炎を瞳に宿し [01:50.14]踊り明かそうこの世界の果てで共に [01:57.33] [02:14.77]棄てられた故城の上で君が吹く笛は [02:21.86]故郷の歌に良く似て、胸を締め付けるの [02:29.07]西の方傾いた月を瑠璃盃(グラス)に写し [02:35.96]飲み干して荒野に寝転び琵琶を掻き鳴らそう [02:42.61] [02:43.08]君の笛は優しすぎて [02:50.08]ずっと聴き続けたいけど [02:57.15]大きな夢を追い行くなら [03:04.02]一夜逢瀬を楽しみましょう今は [03:11.69]くるくると世界は廻る月明かりの下で [03:18.99]めくるめく恋は刹那の夢幻 [03:26.23]燃え上がる熱情の炎を胸に抱いて [03:33.07]踊り明かそう朝の光が包むまで [03:39.86] [03:40.23]くるくると世界は廻るその手を振り解き [03:47.19]目眩く現世(げんぜ)は一睡の夢幻 [03:54.27]忘れ得ぬ思い出を永久に心に刻んで [04:01.36]旅立とう朝日とともにあの空の下へ