[00:00.00] 作曲 : out of survice [00:00.15] 作词 : out of survice [00:00.46]藻掻いたって ツバメは未だ飛べないまま [00:06.48]君は笑うだろうか [00:11.22] [00:22.44]冷たさと 雲間の陰り 明星 仰いでいる [00:31.61]ただ独り 野晒しのまま 取り残されていく [00:40.83] [00:41.13]引力に縛られるだけじゃ [00:45.93]こんな翼は要らない [00:50.81] [00:51.06]藻掻いたって 信じたって [00:55.94]両翼を広げても空は飛べない [01:00.65] [01:00.79]宙を舞って近づきたい あの燕(つばめ)に [01:06.88]身の程知らずでも [01:11.58]赦(ゆる)されるのだろうか [01:16.75] [01:27.26]幾度と無く 生命(いのち)が通り過ぎるのを見てきた [01:37.48]まだ独り 時の流れに取り残されている [01:46.21] [01:46.46]時に侵されてくとしても [01:51.29]こんな結末(おわり)は要らない [01:56.02] [01:56.37]足掻いたって 知ってたって [02:01.32]ツバメを満たすのは鉛の香り [02:06.05] [02:06.26]触れる温度、柔らかさも知り得ない肌 [02:12.29]錆びついた風が 少しだけ泣いていた [02:22.14] [02:41.67]真似てたって 信じたって [02:46.61]ツバメの形(なり)をした下手な鉄屑 [02:51.40] [02:51.65]少し待って [02:54.04]嘯(うそぶ)いたまま啄(ついば)んだのは味の無い果実 [03:01.47] [03:01.67]汚れたって 僕にだって [03:06.67]色欲に塗(まみ)れた血肉が欲しい [03:11.65] [03:11.86]肌の温度、柔らかさを知りたいんだ ただ [03:17.64]身の程知らずだと 君は嘲笑(わら)うだろうか [03:30.17]