編曲:ぴすたP 夢にまで見続けた影のない世界を 歩きまわり続けてどれくらいが経つのだろう 僕が決別して切り離した影は 壁の向こう側で元気にやってるのかな 棚に並べられた夢を毎日読むのも 随分慣れてきて刺激も無くなったけど ずっと待ち望んだキミの夢を読むには また新たな回路が必要らしくてさ もし世界が もし宇宙がキミのモノになったって 北極にまで 彗星にまで溜息は持ち込めないし もし水曜が もし金曜がキミの祝日になっても 僕は七時起きだ 現実まで入り込んだ光のない世界を どんな顔で話せばキミは理解するのだろう 見飽きた暗号をまた回路を巡らせたら そろそろこの世界も終わりがくるらしい もし明日に もし今日にキミの影が無くなったって 夢にまで 妄想にまで心は持ち込めないし もしその壁が もしその雨がキミの世界を囲っても  僕は飛び込むんだ もしその影が キミの心がもう一度戻るなら 僕がまだ 持っていた 心の破片を 回路の深く 夢の深くにきっとまだ眠っているから 探し続けるよ