彼が僕を殺した 冬の風が微笑む 哀しいほどリアルな理想に融け込んで ゆらり 浮雲のよう 踊る 表情の無い鏡に映る僕の顔 灰と隙間風 目を閉じても消えぬクリップノイズ 踏み出す先の足場が崩れていく 君と同じ夢を見たんだ 其処で待っていて 手を伸ばすよ握り返して 声は出ないから 足元に絡みついた彼ら(なかまたち)の手さえも 振り切っていく 足の遅い僕らを夜の色が追い越す 呼吸すらも不自由だ 走る子供さえも視界を塗り潰していく みんな苦しんでいる 痛みの蔓延 そこから何を見出すの? 僕は要らない 研ぎ澄まされてく痛覚 惰性の末に枯れ果てゆく 君と同じ夢を見たんだ 其処で待っていて 手を伸ばすよ握り返して 声は出ないから 足元に絡みついた彼ら(なかまたち)の手さえも 振り切っていく 君が見てる景色はきっと綺麗なんでしょう もう少しで 手が届くよ 耳は痛いけど 背中に突き刺さっている言葉達の意味など 知りたくない 君と同じ夢を見たんだ 其処で待っていて 手を伸ばすよ握り返して 声は出ないから 足元に絡みついた彼ら(なかまたち)の手さえも 振り切っていく