ふいに降り出す春の終わり告げる雨 急ぐ街角で君を見つけたんだ 「雨が好きなの ひとつ傘に隠れて…」 誰も気にせず ずっと寄り添えるから 雨降る街で君と出会って 雨降る街で君を失った 逢いたくて 逢えなくて 溢れ出す涙の雨 帰りたい 戻れない 遠い日の想い出 濡れるまま立ち尽くす街角で このココロは まだ君の事 探している 君が好きだった青い紫陽花の花 雨に打たれて咲いて震えているよ 誰かの帰りを待つように ひとりぼっちの傘の裏には 君が描いた満天の星空 「雨の日がもっと好きになるように」って 優しく微笑んだあの日の君 逢いたくて 逢えなくて 溢れ出す涙の雨 帰りたい 戻れない 遠い日の想い出 濡れるまま立ち尽くす街角で このココロは まだ君を... いつの日かこの雨が止む時も来るのだろう いつの日かこの傷も受け入れてゆくのだろう 濡れるまま歩き出す街角で このココロに そっと雨が降り続く そっと雨が降り続く