ひどくやられたようだね。大丈夫かい? 目覚めよ。エックス様の御前である ....う...ん..!..っ!ファントム..?エックス様! ああん..。..っ!っ..おいおい、オレたち死んじまったのか? 否。おぬしらは今、生と死の狭間を漂ってるにすぎん 拙者の体はすでに失われて久しいが、 おぬしらにはまだ戻るべき体が残されている。 そしてやるべきこともまた残っているはずだ そう。君たちに頼みたいことがあるんだ 頼みたい事..? ネオ.アルカディアで、いや、今や世界中でレプリロイドたちによる混乱が起きている ダークエルフとオメガの共鳴がすべてのレプリロイドを洗脳し バイルの思うがままの支配、恐怖 そして復讐の序曲が始まろうとしているんだ バイルですって..!? ちっ..ダークエルフがあのイカレたジジイの手に渡ったっていうのか.. このままでは妖精戦争の悲劇が再び繰り返される それを止められるのは洗脳の影響を受けない君たちと ゼロだけなんだ で、オレ達にゼロを手助けしろってわけだ へっ..そーゆー話ならオレは一抜けだ。 オレはあいつと馴れ合うつもりはねえ。 オレは必ずあいつを.. ゼロをぶっつぶす! それは私も同じ.. たとえご命令であっても、 ゼロとお友達ごっこをする気はないわ あいつは..私の獲物だもの そうか.. ええ。だから.. バイルなんかに私の獲物を取られるわけにはいかない! そーゆーこったぁ まずはゼロを潰す前に、あのオメガのヤローに借り返さねえとな。 へっ、なめられっぱなしじゃあ闘将の名がすたるってもんだ 君たち.. エックス様。今一度ご命令を! ぁ...ファーブニル、レヴィアタン。 バイルとオメガの脅威からすべての弱きものたちを守ってほしい。 やってくれるね お任せを。我らの誇りにかけて、必ずや! おい。おめえはどうすんだ、ファントム? 闇漂うは我が定め。拙者にはここでなすべきことがある そう..はあ..久しぶりに、四人揃い踏みとはいかないわけね。ちょっと残念 それじゃ戻ろう。君たちが守るべき、あの世界へ そう、世界を守った伝説の英雄だなんて、もう昔話でしかないんだ この世界は、今を生きる君たちが守らなくちゃいけないんだ