夜は答えない いくつもの愛の形が

許される事を

揺れる心には 嘘と呼ぶには
つらい想いも 隠れているのさ

俺の体 突き拔けて 狂おしい程の

お前の姿を 焼付けに来い

この街の声も 吐息も

聞こえないから 今逢いたいから

お前の腕には

俺と同じ時を刻む 銀色の針が

風に舞う人よ ためらいは
やがてしじまに 抱かれて眠るさ

淋しさの違いなど 言葉にしないで

わかりあえるもの 求めあいたい

聞きなれた歌も 今夜は

邪魔しないから 今 逢いたいから

強がりは 女のいじらしさ

受け止める やるせなさが
分かるだろう

夜は 目覚めない 微かに動く

闇にまぎれる お前を見せてよ

愛はいつも 手の届く

ところにありそうで

たがいの心が すれ違うだけ

確かめあう時は 何も 疑わない

それでいいんだ

俺の体 突き拔けて 狂おしい程の

お前の姿を 焼付けに来い

この街の声も 吐息も

聞こえないから 今逢いたいから