退屈に満ちた街の 退屈な女の子の 取り立てて語ることもないような恋の話 ひそかな憧れ 旧校舎の図書室に 通いすぎる男の子 かったるい目をしてどんな物語を夢見るんだろ いつか手を取り、ふたりで埃くさい部屋に小説を置き去りにして 走り出したとき 口をついたメロディ たぶんそれは 水色のきらめき いつも同じ日々に 代わり映えない景色 それもいま変わってゆくから 霞と花の先 ふいに流れるメロディ たぶんそれは 彼女の心のなかのコレクションにもうあるんだ サラ?レコーズのコレクションと 彼女の大切な想い出 サラ?レコーズのコレクションと 夏に恋するあの感じ