鉄の雨 避ける猫 その粒は 肉を裂く 雨宿り 命懸け 錆色の雨よ どうせなら 世界地図まで 鈍い光の中 永久に空から見えない 棺 錆色に染めて ああ 最果ての空 もう 悲鳴なき命の群に 輝ける神の下 人の旋律 抱いて眠れ 鉛雲 吼える犬 祝福は 印綬ならず 祭壇に 呪いの炎 雲の切れ目から 終ノ空 美しき日々 神々の災厄 一人暴利得る 真実を超え 灼熱の言葉 地上の浄化 もう 悲鳴なき命の群に 輝ける空の下 神の旋律 抱いて眠れ