郁:(喘いでいる) あ、おはようございます。(喘いでいる) おう、やっぱり朝のこの時間は込んでるなあ、電車。 東京は(喘いでいる)こんなに乱暴も電車が走ってて、音数もあるのに、 それでもぎゅうぎゅうになるんだから、すごいよなあ。 (えん!よ!ほう!ふ!ほう!ふ!へ!) よし!今日もいいタイム! このまま大会までいい調子で行けたら…(喘いでいる) って、あれ?今日は朝から何かが忘れたような。 うん… はあ!まずい!忘れてた! 収録がはいてたんだ! (涙のピアノ音) 郁:涙、お待たせ。で、 涙:うん。郁、用意できた? 郁:うん、できた。ごめんな、涙、待たせて。 今日はいつもより早いことをすっかり忘れてて、 いつもどうりジョギングにでちゃてだから。 涙:アハハハ、郁は走るのは好きだよね。 郁:そうそう、時間があれば、体を動かしていたいタイプ… って、そうじゃない、邪魔しちゃったね。それもごめん。 涙:へえ?邪魔? 郁:うん、ピアノ、弾いてだろう。 涙:ああ、うんうん、全然。大丈夫だよ。 もともと郁が来るのを待っている間、暇だからって、弾いてだけだから。 郁:ほん、そうなんだ。 涙:えん、そう。 (涙のピアノ音) 涙:不思議だよね。 郁:えん?不思議?何が? 涙:郁は走るのが好きなんだよね。 郁:えん、好きだよ。 涙:僕は音楽が好きだってはっきり言えるけど、 ピアノを弾くことが好きかどうかは、自分のことなのに、よくわからないんだ。 昔は好きとか嫌いとか、そういうことを考える前に、 とにかく、練習 練習 練習だだから。 郁:へえ 涙:今はもう誰にも強制されてないし、目標にするコンクールもない。 なのに、それがなくなっても、やっぱりピアノが弾きたくて、 時間があれば、ここ、ピアノ室にきちゃうんだ。 郁:へえ ああ そいえば、よくここで時間をつぶしてるって、 夜さんにも聞いたことがあるような。 涙:うん。時間があれば、体を動かしていたいって郁と同じだよね。 僕のほうは好きでも嫌いでもないのに、 だから不思議だなあって。 郁:うん。あ それじゃさあ。よいしょ まだマネジャさん うん 黒月さん来てないよね。 だから、涙、お願い。まず間にもう一曲、なにが弾かない? 涙:ええ?ああ えん 別にいいけど。 郁:はい、それじゃあ、座って座って。 涙:うん 郁:えへへへ。ちょっとラッキーだな。 涙自身が好きかどうかは人まず横に置いといて、 俺は涙のピアノの演奏を聴くのが好きだから。 涙:え?あ あ あ ありがとう。 郁:えははは。俺は専門的なことはよくわからないけど、 涙のピアノはすっごく好き通った音がするんなって思うよ。 他の人とは少し違う、すっごくすんだ音で、 鍵盤がきてできてるとは思えないというか、 なんというか、きれいだなあで素直に思うんだ。 それですっごいことだと思う。 涙:あ あ 嬉しいけど、ちょっと恥ずかしい。 郁:あははは。でも、ホントだからね。 涙:えん 郁:だからさ、ほら、俺のために弾いて。 涙:えん。分かった。 涙:あ 郁はどんな曲が聞きたい?リクエストどうぞ。 郁:へえ ますますラッキー? それじゃ、何か優しい曲がいいなあ。そいうざっくりリクエストでもいいい? 涙:うん、大丈夫。あ でも、なんで優しい曲? 郁:え?そりゃまあ、ほら、今日はこれからハードだろう? グラビアさつえをこのした後、そのままバラエティーのどとうの六時間収録に突入だもんな、 今のうちに癒されて起きたいかなって。 涙:なるほど。えん、わかったよ。それじゃ (涙のピアノ音) 涙:あ~ 郁:涙、大丈夫?疲れた? 涙:うんうん、まだ大丈夫。ちょっとライトが熱いなって思っただけ。 郁:ああ、強熱だもんな。眩しい へへへ 俺、顔が変に出かでないといいなあ。 朝走ったあとに、顔は洗っただけど、 さすがにシャワーまで浴びる時間はなっかたから。 涙:大丈夫だよ。だめだったら、メークさんをなおしてくれるし。 郁:まあ、そっか。ていうか、毎回思うけど、 涙って何言えにこういうグラドル撮影けいの仕事は得意だよね。 余裕がある感じがする。 涙:うん。じっとしてればいいから。 郁:キャラクターなあ。羨ましいよ。 俺なんか、笑顔笑顔で、それ自体がいいんだけど、たまにひきずるよ。 涙:キャラクターね。 郁:はは、だよね。よし!それじゃ、はい!笑顔 yeah! 郁:涙、タクシーが来たってよ。ほら、走って走って、頑張れ! 涙:ちょっ、ちょっと待って!荷物が重くて…(喘いでいる) 郁:あはは、さっきまでの余裕はどうした?頑張れ、涙! 涙:(喘いでいる)郁がスバルただ。 郁:やってきました。グラビア連勝組との院連ボーリング対決、最終回! 涙:やってきましたね。 郁:ここまでのところは、えっど、九点差か。 何というか、噓みたいに番組的においしい展開になってるね、涙。 涙:そうだね。これまで恋と駆とは二回対決して、 両方とも負けてるから…今日は勝ちたい、な。 郁:ちちち、涙くん、そこは勝ちたいじゃなくて。 涙:ああ~勝つ!だよね。 郁:その通り!まあ、どんと任せておいてよ。 ラストは俺の番だよね。ここまでネバ手涙の頑張るよ。 絶対に無駄にはしないからさ。 涙:うん、頑張って、郁。 郁:よし!それじゃ、行ってきます。 郁:神無月郁、行きます!おお~ウルトラProcellaアタック! やった!ストライク! 涙:おう~す、すごいすごい!やったね!さすが郁。 郁:これでProcellaチームの勝利だ。よし! 涙!ほう!ハイタッチ!ハイタッチ! 涙:え?ああ  郁:yeah~ 涙:はい おめでとう、郁。 郁:あ~ 涙:あ~ 郁:終わったね。 涙:うん、終わったね。 郁:何っていうか、朝からどとうの一日だったら。 涙:うん。僕もう疲れたよ。あ~ 郁:あはは…死ぬな!涙 涙:ダメ~ぶぶ 郁:だめか、じゃ、黒月さんが解放されるまで、こうやってのんびり休んでようか。 涙:賛成~ 郁:あ~でも、全部無事に終わってよかった~ 涙:う、うん、それはそうだよね。怪我もトラブルも特になかったし、 ちゃんと盛り上がったし、それに、勝負にも勝手たし。 郁:あはは…最後が重要。いや、今更ながらほっとしてるよ。 あれだけかっこつけておいて、ガーターとか出したら、すっごいかっこわるいもん。 涙:それはないよ。郁がガーターっていうのはそもそもないと思いけど、 もしそうだってとしても、郁はすっごいカッコいいもん。 えっと…ヒーローみたいだったよ。 郁:え?そ、そう?ありがとう。 (os:ヒーローっと、またなんかすごい表現されたね。 俺、いや、いいんだけどね。) えっと、そういう涙もさっきの対決頑張ってだよね。 涙:うん、頑張った。ボーリングは僕が唯一ちゃんとできるスポーツだって、分かっただからね。負けたくなかった。 郁:唯一ってことはないと思うけど。ははは… でも、確かに、たまに教員がなくても、 いい場所に当てられれば、ちゃんと瓶を倒れるし、 体力勝負って感じもないもんね。 涙:そう。あとは、ボーリングは郁と何回か遊びに行って、 慣れだから勝ってだからかなって思っている。 郁:あははは…なるほど。それじゃ、涙くん 涙:うん? 郁:はい、これはミルクティーのペットボトルです。 このペットボトルを手に持って… 涙:うん?あああ うん、持っただけど。 郁:それでは改めまして、Procella組の勝利を祝って、乾杯ってね。 涙:あ うん、乾杯! 郁:しょっ、良かったね!最後は黒月さんの車で寮まで送ってくれるって。 涙:あ~良かった!もう動けない。 郁:だね。ドアツードアだから、あとちょっとだよ。ほら、ちゃんっと乗って。 涙:うん、はい。 郁:うん…あのさぁ、涙 涙:うん? 郁:涙は朝、ピアノを弾くのが好きかどうか、自分では分からないって言ったよね。 涙:うん。 郁:好き…何だと思うよ。涙は多分ピアノを弾くのが好きなんだよ。 涙:いっくん… 郁:俺はあんまに難しいこととかよく分からないけど、 今日仕事をしながら、ずっと考えてて、 それで、そいう結論にたしたので、一応報告。 涙:報告… 郁:うん。報告。あくまで俺の中の考えてだけで、 正解かどうかは涙しかわからないと思うんから。 報告ってことで。えへへ… 涙:うん…僕が…ピアノ…好き? 郁:うん。一層、好きよ通りこうしちゃってるかもん。 好きとか嫌いとか考える前に、息をすうろと同じぐらい。 っていうのは、さすがにおおげさか。へへへ… とにかく、それだけ、ピアノが涙の一部になっちゃってるってことなんじゃないかなあ。 涙:僕の…一部… 郁:あ、ごめん。嫌だった? 涙:うんうん、そうじゃないよ。そうじゃなくて。 そういうふんに考えたことなんか、なかったから。ちょっと驚いただけ。 郁:あはは…だよね!俺だって、わざわざ改めて、 お前は走るのが好きかって聞かれたら、うん、俺は好きだって普通に答えるか。 えっと…えっと… 涙:へへへ…郁なら、そうだよね。 郁:うん、そう。俺って単純だから。へへへ… で、話を戻すけどね。俺がそう思ったのは、ただ大変なだけだったら、 続かないって思ったから、絶対どこかでやめちゃってるとか、 一回やめたら、もう戻れないじゃないかなって思ってからなんだ。 俺たちの仕事ってそうじゃない? 涙:仕事? 郁:うん。仕事。今日なんかすごいよね。 朝から撮影だ収録だって忙しかったから、俺たちはこんなに疲れてるわけだけど… お互いそうやって、苦手なこともあるのに、 こんなに大変なのに続けられるのは、やっぱり好きだからなあって思った。 涙:好き…だから… 郁:そう。好きだから。俺は走るのが好き、学校も好き、 Procellaのみんなも好きだし、お仕事も好き。 だから、毎日大変でも全然大丈夫なんだ。 疲れたり、失敗してへっこもことも結構あるけど、やっぱり好きだから、 続けていられる。続けてることで、いつかもっと大きいな力になる。そう信じてる。 涙:あ、郁… 郁:ああ~なんかあれこれ言っちゃてけど、俺が言ったかったよね。 あんまに難しく考えなくていいんじゃないかなあってこと。 弾きたいと思った時にピアノがあるなら、弾けばいいよ。 続けてることが、いつか何かの力になるよ。 涙:あ 郁:ついでに、たまに、俺にピアノを弾かせてくれると、嬉しいけどね。 涙:へ、うん、大丈夫。たまにじゃなくて、いつでも弾くよ。 郁に聞いてもらえるのは、嬉しいもん。 郁:そっか。 涙:うん。 郁:それじゃあ!今日はもう遅いから、明日にお疲れ様って感じの曲を弾いてほしいな。 涙:お疲れ様って感じの曲? 郁:あ、難しい? 涙:難しいっていうか、どういう曲だろうと思って。 郁:え? 涙:えん… 郁:なんか、ほら、元気が出るけど、優しいみたいな? 涙:む、難しいよ、それ。 郁:ええ?それじゃ、「頑張ってね~」「良かったよ~」みたいなあ 涙:余計に分からなくなった。 郁:えええ?それじゃ、えっと…えっと…