今更願おうと 昨日に戻れやしないんだ 手の届く距離でせいぜい 悪あがきしていけ まだ、甘い夢を 信じてたなんてまさか 世界の本性も散々 一緒に見てただろう 無い筈など無いんだ 生きてく理由は 死ぬ程辛くても 死ぬまで止まるな 後悔などしないから 生きるのは辛いだろう 傷口が痛むだろう 人は燃える命を抱いて 最後にその意志を遺してく この身が朽ち果てて やがて骸さえ消えても 生きた証、その誇りだけは 決して嘘じゃない だから今日も痛みを連れて 昨日はもう来ない 擦り剥けば血が見える 予定調和の救済など ここには無いと思え 目を疑うような 現実だけが今日の真実 泥まみれの現在地を 這いずって進め 優し過ぎた記憶が 目を潤ませるなら 葬れ、その両手で 鼓動のありかは 過去じゃなく未来でもない 生きるのは辛いだろう 明日さえ怖いだろう 人は迷い、いつしか出逢う 命の天秤を揺らすもの 名も無い星になるその日 手向けなど無くても 死して輝く、その誇りだけは 受け継がれてゆく そして生きた理由を知る 人は燃える命を抱いて 最後にその意志を遺していく この身が朽ち果てて やがて骸さえ消えても 生きた証、最後の誇りは 夜空を焦がすあの稲光 決して嘘じゃない だから今日も痛みを連れて