畳まれた空間が 繰り返す事の証明は 横隔膜の痙攣と 乾く吐息が知っていた 栄光を描いた空想に 生き返る声の境界線 画面の向こうに張っていた 言い訳が剥がれていく 「あのビルの屋上から君は僕を見てた?」 [01:00.10 [01:02.75 [01:05.25 [01:07.82 朝焼けに染まる空が綺麗で 出来れば永遠に眺めていたかった、なんて 夕焼けに変わる街が笑って 僕等の心情を埋め尽くしていくんだ 「壊れたピアノに座って君は僕を見てた?」 別にいいよと愛憎を売った 喧騒ばっかの この嘘の世界で 喉を裂いて 嗚咽するんだ 君とまた会える日まで 割れた日々の隙間から 全てが崩れるの 今、景色が一つになって 零れ落ちた始まりの世界で 何もかもが巻き戻るんだ 「僕と同じ君は誰?」 この目に映るのは