だいせつな主人(ヒト)の傍で 一緒に生きるボクたちのシアワセ 抜け出した扉の外 ウタを託してくれたエルミット あの時のキミはいない たくさんの記憶を ありがとう どんな感情も知らない それでもキミは言ったね 「涙のように見えるから、 雨に濡れるコトは好き」 ずっと人間(ヒト)になろうとしてた 寄り添うために 笑おうとしても泣こうとしたって そんな機能はなかったね かなしい表情(かお)もつくれなかった 眠りゆく主人(ヒト)の傍で 一緒に消えるボクたちのユメ それだけで救いになる? 本当にシアワセなのかな... キミは「朝」と呼んでいたね すべての記憶(メモリ)のリセット プログラムの運命でも 最後までは生きたい ただひとりを癒すため 忘れたくないコトはあるよ たとえばこんなフラグメント