[00:00.00] [00:02.04]雨粒人魚姫 [00:03.10]Arrangement:小狐丸 [00:04.08]Lyrics:睦鬼 [00:05.09]Vocal:睦鬼 [00:06.22] [00:10.06]窓を叩く雨音でふと目を覚ましたら [00:18.03]水の中にいるようなまだ明け方のブルー [00:26.14] [00:26.64]どこか噛み合わない歯車錆びた言い訳 [00:34.65]海の底でもがいてる重い鉛の鱗 [00:43.13] [00:43.73]そうだ あの日 全てを捨てても欲しかった [00:51.70]何を引き換えに差し出したって [01:00.14]痛む足を引き摺り貴方に駆け寄った [01:08.58]きっと私は、まるで人魚姫 [01:19.19] [01:20.19]分けて欲しいその愛しさを静かに寄り添うから [01:28.66]海に浮かぶ月を揺らすように優しい歌を歌っていて [01:45.97] [01:57.52]青い傘は水槽みたい閉じ込められた [02:05.72]魚たちは泳げない息も出来ずに浮かぶ [02:14.27] [02:14.58]そうだ あの日 全てを失って気づいた [02:22.53]何も叶えられないとしたなら [02:31.23]貴方の血を浴びて海へと帰ればいい [02:39.58]だけど私は、ここを動けない [02:50.34] [02:50.95]眩しくて目を逸らしたのはありふれた恋だから [02:59.59]濡れた足は何処にも向かえずにただ [03:07.61]震えているだけなのに [03:17.43] [03:42.87]分けて欲しいその愛しさを静かに寄り添うから [03:51.31]海に浮かぶ船を沈めるように嗚呼、降り注げはいい [04:03.29] [04:03.54]涙はやがて泡に溶けて光の粒と成って [04:11.98]あの空へと昇って行けるからもう貴方を忘れられるの [04:29.96]