不器用な僕等の性格はどこか似ている 傷つかないように 傷つけないように 生きてる 降り出す雨の中 振り向いて君が笑った 差し出した傘が 二人ひとつに重ねてく 遠くまで 君を連れて旅したいな 伝えるわけでもなくしまい込んだ 不器用な君は今日も 傘を忘れるのだろう 雨に打たれても 虹を見て微笑むのだろう 虹のふもとには何が 埋まっているのかなって 笑顔で訪ねる君が 何よりも愛しくて大切で 雨雲すら愛しく思えた 今でも思うんだ 僕たちはすれ違って生きている 数センチの誤差 直せないはずないのに 何年先もこうしているかな それとも会わなくなっているかな 虹のふもとはたどり着けないと テレビで昨日やっていた 僕等と似ているんだね 雑踏で君の手を引き歩いた 僕らはくだらない話をした 改札で分かれて電車に乗った すれ違う 僕と君はこれからも 不器用な君は今日も 傘を忘れるのだろう 雨に打たれても 虹を見て微笑むのだろう 虹のふもとには何が 埋まっているのかなって 笑顔で訪ねる君が 何よりも愛しくて大切で 雨雲すら愛しく思えた