北へ北へ北へ行く船の 汽笛さえも遠の行くよ 町を町を町を追われて 涙ぐんでた哀しい友よ やさしさにあこがれたおまえは 命かけて戀していたね だけどだけどだけど傷つくものは おまえの人生でしかなかった 自分を捨てる場所もないだけの 破れてゆく最後の夢だった お前が殘したものは涙と 通り過ぎてく人の悲しさ どこにどこにどこに行ったって俺は お前のことを信じているさ 果てしない夢と自由の中で 生きてたことをいつまでもいつまでも 北に北に北に行く船の 汽笛さえも遠のくよ 涙涙涙流したけど それでも生きてゆくだけ