[offset:-500] [00:18.92]眉に唾(つば) 吐きつけて [00:21.84]目 側(そば)める [00:24.57]累卵(るいらん)の危うき [00:27.59]恋煩い [00:30.90]諭う様な其の仕草 [00:33.88]君に蹴り [00:36.64]ラムネ瓶の欠片 [00:39.60]散る心 [00:42.36] [00:53.97]齷齪(あくせく)と [00:55.69]火蓋を落とした所為(せい) [00:59.45]朱けて暮れてみても [01:02.12]沙汰は無く [01:05.92]可厭(いや)!可厭(いや)! [01:07.20]心は霧散(むさん) おぼろ雲 [01:11.57]耳に胼胝(たこ)が栖(す)みて [01:14.33]警告す [01:17.25] [01:22.64]秋波(しゅうは)の行方 何處(いずこ)?宙ぶらりん [01:28.23]空回ること 幾許(いくばく) 今日とて興醒め [01:34.38] [02:00.51]紫煙(しえん)ゆらす 微薫(びくん)と [02:03.79]細い指 [02:06.26]空谷(くうこく)の跫音(きょうおん) [02:09.39]待ち焦がれて [02:12.76]捻(ひね)た目で洒洒(しゃしゃ)と [02:15.85]君の衣(え)の [02:18.49]袖にされてみても [02:21.53]掴む裾 [02:24.03] [02:35.56]嘯(うそぶ)いて [02:37.49]綻(ほころ)んだ顔 狡(ずる)い [02:41.13]悲鳴と歓声が [02:44.08]夜(よ)の悉(ことごと) [02:47.62]串(じょう)!戯(だん)! [02:49.13]砂糖を煮詰めて 蜂蜜を [02:53.31]注いだような 科白(かはく) [02:56.28]糠喜(ぬかよろこ)び [02:58.69] [03:03.98]端然(たんぜん)な振りも見栄も 到頭(とうとう)尽きて [03:09.95]息急(せ)き切った 坂道 今日こそ一念 [03:16.36]