[ti:夏風便り] [ar:RAG FAIR] [al:] [00:00.00] [00:17.36]冷えた心のドアを開けるように [00:22.24]雨音が街を濡らすように [00:26.68]水に浮いた波紋ひとつ [00:31.11]その中で君は笑った [00:34.86] [00:35.24]色褪せたアルバムをめくるように [00:40.11]蝉声が初夏を告げるように [00:44.61]移り変わる季節の中 [00:49.05]ボクはふと笑った [00:52.65] [00:54.45]帰路急ぐ最終のバスが [00:58.97]夕暮れひとかけら乗せる [01:03.31]温かい感情が [01:06.50]ホラゆらりゆらり溶けてゆく [01:16.32] [01:16.94]あれからずっとボク達が [01:21.32]重ね合わせた出来事は [01:25.79]淡い風と共にゆるやかな弧を描いて [01:33.98]過ぎ去ってゆきました [01:38.14] [01:47.01]ノラ猫がアクビして眠たそうに [01:51.89]路地裏で月を見てた夜に [01:56.39]打ち上がった花火の後 [02:00.82]ボク達はキスを交わした [02:04.54] [02:05.08]空っぽのポストならいつも通り [02:09.76]届かぬ便りを探すように [02:14.35]置き忘れたままの想い [02:18.76]ボクはまた笑った [02:22.48] [02:23.86]夜明け前階段を昇り [02:28.74]果てしない稜線を見てた [02:33.11]何気ない感傷が [02:36.26]ホラじわりじわり胸にくる [02:45.71] [02:46.71]あれからずっとボク達が [02:50.99]語り明かしたそれぞれの [02:55.46]日々を送りながら時折は振り返り [03:03.68]懐かしむのでしょうか [03:08.37] [03:16.47]ホラネゆらり ホラネゆらり消えてゆく [03:26.35] [03:29.36]あれからずっとボク達が [03:33.79]重ね合わせた出来事は [03:38.15]淡い風と共にゆるやかな弧を描いて [03:46.31]過ぎ去ってゆきました [03:50.82] [03:55.50]連れ去ってゆきました [03:59.74] [04:06.20] [04:17.63]おわり